1年前の今日を振り返る
1年前の自分の記事を読んでみた。
1年前の私は鬱だった。
そうだった。あの日々は地獄だった。
仕事と環境に馴染めず、逃げるように辞めた。
高校教師を目指すためという理由だったが、あれは口実だったのか。
あれから1年。
辞めて本当に良かった。
人生何が起こるか分からない。
今は鬱症状もなく、充実した日々を送っている。
よく頑張った、自分。
家の購入について
購入vs賃貸、戸建vsマンション、新築vs中古。昔からよく聞く家に関する議論。色々な本やサイトを見ても万人に対する答えはない。この議論に関して私自身の答えについて書いてみる。
結論から言うと、周りの意見に惑わされず、自分がどうしても欲しいという家を無理のない額で選択する、が答えだ。結局人それぞれということか。。
成功者の中には、賃貸一択、という答えがあるようだ。賃貸のメリットは、1.ライフスタイルに合わせて移動しやすい、2.持ち家は負債、3.駅近物件が多い、というものが理由らしい。一つ一つ見ていく。
1.ライフスタイルに合わせて移動しやすい
確かに仕事の都合で、家族構成の変化で、海外に行きたくなったから、という理由ですぐに家を変えられるのは大きなメリットだ。ただ、これは個人で稼げるフットワークの軽い人だけの話だと思う。
凡人はコロコロ仕事を変えるわけにはいかないし、できない。だから成功者の理論を鵜呑みにしてはいけない。
2.持ち家は負債
家は買った瞬間から価値が下がるしローン地獄に陥る。確かにそう。しかし、もともと投資目的ではなく、凡人のささやかな幸せ、本当にリラックスできる場所を持ちたいという願望であれば、資産価値は関係ない気がする。それに上物は価値がなくても、土地の価値は残る。
ローンに関しては、自分の収入を確保し無理ない範囲で買えばいい。とはいえ、安定など無い時代、突然収入が途絶えるかもしれない。そこはリスクだが、公務員の地位を手に入れたので、ひとまず大丈夫と考えている。
3.駅近物件が多い
駅まで5分のような戸建てはさすがに無理でも、徒歩20分まで許容し、かつ車や自転車、バスをうまく活用すればまあまあよい土地があるものだ。
さて、このような反論をしつつ、自分の家に関する考えは以下のとおり。
まず、次のようなどうしても持ち家が欲しい理由があったから購入でよいと考えた。
1.家賃がもったいない
どうせ家賃支払い続けるなら垂れ流しより最後に手元に残る購入がいい。
2.広さや自由が欲しい
子供2人で3LDKは欲しい。広く綺麗なお風呂が欲しい。犬を飼いたい。庭でバーベキューしたい。これらはマンションではできない。また、マンションを見学した結果、上下左右の家との関係、騒音を気にしてしまうことや、狭いことや、ホテルのような廊下が嫌だと分かった。
3.住みたいハウスメーカーの家がある
知人が住んでいた、木の温もりがある、おしゃれで、リラックスできる家に憧れた。
次にお金のことなど現実を見てみた。
現実
・欲しい家の金額は、全国平均4,397万円より高めだが、ファイナンシャルプランナーに相談したところ、厳しめのライフプランでも額的には問題ない支払い範囲であったこと
・住み慣れたエリアで、駅徒歩20分以内で、欲しいハウスメーカーが建てられる場所が偶然あったこと、
・建てるならゼロから関係構築できる新興住宅地と思っていたが、これも条件を満たしていたこと、
以上より結論
・住み慣れた土地の新興住宅地で無理ない予算範囲で好きな家を建てる
こととした。
ただし、懸念点があった。それは、条件付き土地だということ。その土地はハウスメーカーが代理販売しているもので、他のメーカーの家は建てられないというもの。もともと欲しい家だったので問題はないのだか、できれば、土地と家は分離して考えたい。土地を購入して、その後、複数メーカーを比較して家を建てたかった。ふっかけられる一社独占のリスクを懸念した。
しかし、なんと、この新興住宅地に欲しいメーカーの建売があった。これはモデルハウスとして特別に建てるもので、それを購入できるとのこと。もう出来ているので後からふっかけられることは無いし、モデルハウスなので出来もよい。おまけにモデルハウスを買うので通常よりお買い得になっていた。しかも、一度先に取られていたのに、先約者がとある事情で買えなくなったとのこと。
これはもう買うしか無いだろうと、購入を決断。
このことから、私はどうしても欲しい家を無理のない額で振興住宅地に割安で購入することとした。
ネットの情報や周りの意見に流されず、自分の意見で選択してほしい。
もう疲れた、何もしたくないと感じた時は
家庭は円満、仕事も順調、お金もある、人生上向きなのだが、どうも落ち着かない。心が疲れている。
そんな時はしっかりと寝る。
2日後
時間経過とともにいつもの調子に戻った。
辛くなる波は定期的にやってくる。
その時は無理せず休んで、寝て、時間が経つのを待つ。そうしたらまた歩けるようになるのだ。
頭悪い人の仕事の仕方
仕事は人のため、社会のため、というのが前提だろうが、自己の成長のためというのもあると思う。
仕事を通して知らない世界を知り、スキルを身につけ、辛いことも乗り越え、人と交流していく。
そういう側面を持つ事で仕事をポジティブに捉えたい。
さて、私は自分のことを頭が悪いと思っている。卑下している訳ではなく謙虚でもない。
スペックの話である。
パソコンも4Gメモリと8Gメモリでは処理速度が違う。10年前のCPUと4コア CORE i 7では全然処理速度が異なる。
人間もCPUの違いがあり、私は人より、平均よりスペックの良くないCPUであると自覚している。
でもその低スペックのCPUで仕事をこなしていかないといけない。
私は今までの仕事の中で、スペックのせいで色々と失敗や苦労をしてきた。だからこそ、低スペックなりの仕事の仕方を身につけてきた。
1.外付けHDDを活用する。
これは、頭で覚えるのではなく、メモしたりメールを残したりして記憶に頼らないことである。そしてそのメモをすぐに取り出せるようにしておくとよい。
2.仕組みを作る。
忘れないように忘れてもいいようにタスクのアラームをしかけておく。大事な仕事は別の人にも頼んだりして常に冗長化しておく。
3.60点で動く。
80点を目指すのは時間の無駄。60点で良いからスピード重視で上席に確認してもらう。
4.助けてもらう役回りになる。
人当たり良くして周りから可愛がられ助けてもらえる徳な役回りになる。
5.とにかく行動して経験する。
勉強しても頭悪いから何も理解できない。でも経験してみると分かる。とにかく行動して自分で経験してみること。
外付けHDD、仕組み化、60点を目指す、助けてもらえる役回り、とにかく行動。
このようにして効率的に仕事を進めていく。
職場のコミュニケーションについて感想
新しい仕事を始めて早二ヶ月。
徐々にだが慣れてきた。
少し周りも見えるようになってきたので、ここで職場環境をコミュニケーションの視点で見てみる。
直属の上司はとても話しやすい。そして指示も的確だ。話しやすいのは、決して否定から入らないからだろう。そして、「6割でいいから出すように」という仕事の進め方に対する明確な指針を日頃から言ってくれるからだ。
同僚は頭脳明晰な人だ。年も近くコミュニケーションも取りやすい。自分にはない冷静さと思慮深さがある。
そして1番職場での歴が長い先輩。少しコミュニケーションが取りづらい。いや、とても取りづらい。
理由は自分の事しか考えておらず、如何に自分に仕事が回ってこないか、定時で帰るかだけを考えているからだろう。言葉の端々にその気持ちが表れている。
その分、いつも定時上がりで、時間に余裕がありそうだ。
こういう人は常に保険をかけているのだろう。自分に責任は無いことの裏付けを取ったり、上の人とは仲良くして居場所を確保したり。
仕事の仕方は上手いので、そこは見習いたいが、徐々に仕事が頼まれなくなってきているように見える。
それぞれ自分とは違う人達とのコミュニケーション、とても勉強になる。
新しい仕事を始めて人生について改めて考えてみた
4月から新しい職場で新しい仕事をしている。
新しい仕事は行政職。
全体の奉仕者として世の中をよくしていくことがミッションだ。
心機一転を機会と捉えて、徒然なるままに、この世の中で生きる事について少し考えてみる。
1.人生における仕事の割合
多様な働き方生き方があるものの、大半の人は人生の多くの時間を仕事に使う。
1日8時間職場にいて、通勤や残業含めて平日に約10時間を仕事に費やすとする。
また睡眠時間は7時間とする。
一週間の仕事時間=10時間×5日=50時間
一週間の睡眠時間=7時間×7日=49時間
一週間の時間=24時間×7日=168時間
一週間の活動時間=168時間-50時間-49時間=69時間
一週間で考えると
仕事の割合30%
睡眠の割合30%
活動の割合40%
仕事が人生の大半を占めると思っていたが、意外に3割しかない。仕事が大半の気がするのは、プライベートでも土日でも仕事のことを考えてしまうからだろう。
仕事はキツイものというイメージがあるが、「社会貢献、スキルや人間力の向上、交流の場」と考えると悪くはない。
そう考えると、
仕事を通して自分を高め(3割)、
趣味や家族で自分らしく生き(4割)、
しっかりと休息も摂る(3割)
で人生は悪くないと思える。
2.ITによる世の中の変化
技術の進歩は凄まじく、特に2010年頃iPhoneが出てからはIT技術が身近で、また生活に不可欠になったと思える。もはやITはインフラである。
私のキャリアはIT企業から始まったこともあり、ITを中心とした技術がどのように社会を変えているのかが感心事になっている。
最近では、ブロックチェーン、量子コンピュータ、メタバースなどがホットである。
ブロックチェーンは分散型というのが一つのポイントで、権限や管理が役所や企業ではなく個人に移り変わってくるようだ。
量子コンピュータにより人類は更なる計算力を手に入れる。これは薬の開発やAIに応用される。
メタバースは近い将来1兆ドル市場になると言われているようだが、まだまだ時間がかかりそうである。しかしマトリックスみたいな世界が始まるのだろう。
ITにより世の中はどう変わるか。
より個が強くなり、より多様なライフスタイルが築けそうだ。またAIで人々は単純作業や嫌な労働からは解放され、人間的でクリエイティブな仕事に集中できるようになるだろう。薬の開発により健康寿命も伸びていきそうだ。
楽園のように思えるが、その分、自分の資産を築き、感性を高め、信念を持って生きなければならないだろう。そうしなければ時代に取り残され、何のために生きているか分からなくなりそうだ。
3.世の中をを良くする政治的判断力
世の中をよくしようとする様々な思想があり、それぞれの正義があり、そのため争いが起きる。
ロシアによるウクライナ侵攻もそのような課題だ。
また新型コロナという未知のウイルスに立ち向かうには治療方法だけの問題ではなく、経済支援、行動抑制など難しい判断が必要だ。
答えの無い問題。思いの衝突。その折衝案は難しい。それをどうまとめ判断を下すか。そこで政治が必要になるのだろう。
犯罪を無くして安心できる世界に。
戦争や争いを無くして安心できる世界に。
色んな立場、考え、生活の人がいるから全ての人の願いが叶うのは難しい。折衷案で落とし所を決める。それが政治だ。
単純労働はAIに取って代わられるが、人間にしかできないことの一つが、この判断なのだろう。
AIは前例があるものには強いが、世の中はそうでないものの方が多い。
世の中に広く興味をもって、自身も政治的判断力を磨きたい。
以上、人生を生きる上での、仕事、IT、政治判断について、徒然なるままに書いてみた。
少しまとまりがなくなってしまったが、自分の個人的な日記としてはいいだろう。
年度末を考えてみた
3月が年度末の企業は多い。別に3月や月末を会計年度にする必要は無いのだが、国がそうだから多くの企業はそれに合わせるのだろう。年度末は、経理は忙しいし、営業や開発も最後の売り上げアップ対応で忙しい。教員はどうだろうか。
教員になってはじめての年度末を迎えた。教員の年度末も3月である。年度末というか、学年末という。学年末はイベントが目白押しで忙しい。クラスマッチ、推薦入試、一般入試、卒業式など。特に入試関連は受検生の一生を左右するものでミスがあってはならないため綿密な準備のもと行われる。その準備の担当の先生は大忙しだ。はじめて知ったが、学力検査のため、「受験」ではなく、「受検」である。教員も民間と同じく年度末は忙しい。いや、"年度末も"、かもしれない。
学力検査の採点は面白かった。うちは偏差値が低いため、それなりのレベルの受検生がいる。数学のため珍回答は無いものの、明らかに数学の学習が足りない生徒がおり、心配になる。数学教育を本気で考えてみたいと思った。
年度末は一つの区切りになる。新たな年度のために準備をして、いい再スタートを切りたい。