数学と教育とその他いろいろ

高校数学教師を目指す日記

年度末を考えてみた

 3月が年度末の企業は多い。別に3月や月末を会計年度にする必要は無いのだが、国がそうだから多くの企業はそれに合わせるのだろう。年度末は、経理は忙しいし、営業や開発も最後の売り上げアップ対応で忙しい。教員はどうだろうか。

 

 教員になってはじめての年度末を迎えた。教員の年度末も3月である。年度末というか、学年末という。学年末はイベントが目白押しで忙しい。クラスマッチ、推薦入試、一般入試、卒業式など。特に入試関連は受検生の一生を左右するものでミスがあってはならないため綿密な準備のもと行われる。その準備の担当の先生は大忙しだ。はじめて知ったが、学力検査のため、「受験」ではなく、「受検」である。教員も民間と同じく年度末は忙しい。いや、"年度末も"、かもしれない。

 

 学力検査の採点は面白かった。うちは偏差値が低いため、それなりのレベルの受検生がいる。数学のため珍回答は無いものの、明らかに数学の学習が足りない生徒がおり、心配になる。数学教育を本気で考えてみたいと思った。

 

 年度末は一つの区切りになる。新たな年度のために準備をして、いい再スタートを切りたい。